「ここ最近で体重が増えてしまった」、「明らかに動く量が減った」など体重の増加でご相談される患者様が多くいらっしゃいます。当院では、そのような「減量したい」というご相談も承っています。
体重増加の原因としては、仕事の忙しさやストレス、生活習慣の乱れが考えられます。ここ最近では、コロナ禍による在宅ワークなどでの活動量低下が大きな原因となっているようです。
そのような患者様のお食事内容をお伺いすると、
・仕事の忙しさからファストフードやコンビニを多く利用する
・甘いものが好きで毎食後におやつを食べる
・食事内容は変わってないけど最近運動した覚えがない
など。
体重が増えてしまった原因が、ファストフードなのか、甘いおやつなのか、運動量が減ったからなのか…
ちょっとした生活習慣の乱れが体重増加につながっています。
そのため、同じダイエット方法ではなかなか難しく、ひとりひとりの生活背景や食習慣にあった食事が大切です。一緒に改善点を考えましょう☺
あなたの「1日に必要な推定エネルギー必要量」を計算することができます。
推定エネルギー必要量は、エネルギー消費量を計るもっとも正確な手法である「二重標識水法」という方法で導き出されます。
まずは、自分にとっての1日の推定エネルギー必要量のめやすを知っておきましょう。
あなたの「1日に必要な推定エネルギー必要量」は?
基礎代謝とは、人間が起きているとき、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている、必要最低限のエネルギーのこと。相当するエネルギー量は、一般成人で、1日に女性で約1,200㎉、男性で約1,500㎉とされている
ここでは身体活動レベルを用います。身体活動レベルとは日常の身体活動を、強度に応じて3段階(低い、ふつう、高い)に区分し数値で表したものです。
●レベル Ⅰ
生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合
●レベル Ⅱ
座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
●レベル Ⅲ
移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合
年齢に応じて数値が異なってきます。
は計算できましたか?
各栄養素をバランスよく振り分けましょう!
三大栄養素といわれるたんぱく質、脂質、炭水化物の比率をPFCバランスといいます。
このようにひとりひとりの性別・年齢・体系に合わせたエネルギー量や栄養バランスについてご相談を承れます☺
これらから計算した、細かい食品の量などを一緒に考えていきましょう🍚
大濠内科 管理栄養士