狭心症について知りましょう
こんにちは!看護師の中村です☺️
一気に寒くなり、あっという間に秋になりましたね🍂🍁
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は生活習慣病、循環器疾患の知識を皆さまに発信できたらと思い、私が普段勉強している内容を載せていただくことになりました✨
ぜひ私と一緒に学びを深めて行きましょう!
第1回目のテーマは『狭心症』です५✍
実は心臓は絶え間なく動き続けるようにするため、酸素と栄養を心臓の筋肉に送ることができます。酸素と栄養を送るための血管が冠動脈(冠状動脈)といいます。この冠動脈が狭くなり、血流が悪くなった状態が狭心症です❤️🩹
血液の流れが悪くなると心筋が酸素不足を起こし、SOSとして締め付けられるような激しい胸の痛みや圧迫感が出ます。(15分ほどで収まるのが特徴)
冠動脈がさらに塞がって完全に血液の流れが止まり、心筋が壊死した状態が心筋梗塞です。
〈原因〉
動脈硬化 :動脈の血管壁にコレステロールがたまり、血管が詰まったり硬くなる。
脂質異常症:血液に含まれるコレステロールや脂肪の値が高くなる。
高血圧症 :常に血管壁に強い圧力がかかるため、壁が傷つき血管が硬くなったり、狭くなる。
糖尿病 :血糖値が高い状態が続くと血管壁に炎症が起こり、傷つきやすくなることで悪玉コレステロールが入り込みやすくなる。
(糖尿病合併症で神経障害が起こると、痛みを感じにくく発見が遅れることも)
タバコ :ニコチンが血管を狭くしたり、血圧を高くします🚬😖
〈症状〉
狭心症は、骨折の時と違い「ここが痛い」とハッキリ痛みの場所がわかることは少なく胸全体が締め付けられるように痛い、心臓の奥ら辺が痛いど抽象的な痛みが感じられます。その他、冷や汗・吐き気・息苦しさがあります。
大濠内科では心電図、運動負荷心電図(エルゴメーター検査)、動脈硬化検査(ABI)レントゲン検査などを使い、常に心臓の異常がないかを診ています😋✨
上記の症状が当てはまったら受診をして下さい。