9月の健康ハートレシピ

こんにちは管理栄養士です
9月になりましたがまだまだ暑い日が続きますね

今回紹介する献立はこちら
・鮭のホイル蒸し～味噌マヨソース～

今回は夏～秋にかけての食材をメインに使用しました
今回のレシピは鮭のホイル蒸しになりますが蒸すことで鮭がふっくら柔らかく仕上がります
鮭にはEPA・DHAが豊富に含まれます。これは血管の炎症を抑えてくれるため動脈硬化を予防してくれます
動脈硬化を予防するということは心筋梗塞、脳梗塞などの予防につながる為普段はお肉料理が多いという人も旬の魚を取り入れてみませんか
他にもビタミン類が豊富で、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンDなども豊富に含まれます
ビタミンAは目や皮膚の粘膜の健康を保ち、ビタミンB12 は造血作用、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し骨粗鬆症予防になります
まいたけはきのこ類の中でもビタミンDが特に豊富に含まれます
かぼちゃは夏野菜ですが夏に収穫されたかぼちゃを数か月の保管をされ、秋から冬にかけて熟成された甘いかぼちゃが出回ります
かぼちゃは食物繊維が多く、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です
抗酸化作用とは体が酸化されるのを防いでくれます。これは活性酸素と呼ばれる物質が関係しており加齢や、ストレス、飲酒や喫煙、運動不足など様々な要因などから体内に増えていきます。この活性酸素が増えることで動脈硬化、生活習慣病などのリスクが増えるため抗酸化作用が含まれる食材をとることはすごく重要になります
冬に旬となる小松菜は鉄分やカリウム、ビタミンKや食物繊維など様々な栄養素が含まれます
ぜひ普段の食事に取り入れてみてください

旬の食材を取り入れながら食卓を彩りましょう

論文紹介

EAT-Lancet dietは、主に植物性食品で構成される「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」として提唱されています。今回、このEAT-Lancet dietが心不全（HF）と関連しているかどうかを検討した研究を紹介します。

EAT-Lancet Diet indexがに高いほど、心不全（HF）のリスクが低下することが報告されました。食事と心不全との関連におけるプロテオミクスの潜在的なメカニズムについても検索されており、8つのタンパクが同定されています。

（参考文献）The EAT-Lancet Diet Index, Plasma Proteins, and Risk of Heart Failure in a Population-Based Cohort. J Am Coll Cardiol HF. 2024 Jul, 12 (7) 1197–1208

大濠内科　管理栄養士