スポーツ循環器(Sports Cardiology)
これまでに循環器内科専門医として、心臓や血管に基礎疾患のある方への適切な運動の評価とアドバイスを行って参りました。スポーツと内科疾患の関係は、スポーツ内科として診療が行われています。
当院では、スポーツ循環器(Sports Cardiology)として、心臓・血管の健康を守りながら、安全で効果的に運動を行うための診療を行います。
スポーツ循環器(Sports Cardiology)の主な対象
- 高血圧・糖尿病・脂質異常症を指摘され、運動療法を取り入れたい方
- 健康診断の結果から産業医に運動を勧められた方
- 心電図異常を指摘された方やスポーツ心臓(Athlete’s heart)と言われた方
- 弁膜症、不整脈、狭心症、心筋症などの診断を受けており、どう運動してよいか分からない方
- マラソンやトライアスロンなど持久系スポーツを始めたい方で、心臓や血管の状態を確認したい方
運動を始めたい方からアスリートまで、幅広くサポートしています。
スポーツ循環器(Sports Cardiology)の診療内容
- 動脈硬化性疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)の予防のための心血管リスク評価
- 心臓病の既往があり、再発予防としての運動の「種類・強度・時間」についてのアドバイス
- スポーツ選手や愛好家の心肺機能評価、メディカルチェック
- スポーツ中の胸部症状(息切れ・胸痛・動悸など)の評価
- 競技復帰(Return to Play)判定とメディカルサポート
- 睡眠時無呼吸や肥満など生活習慣とスポーツパフォーマンスの関連評価
- ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ)を用いた運動中の心拍モニタリング指導
- 運動負荷心電図検査、心エコー、ホルター心電図による包括的な運動適性評価
- 心不全患者の運動耐容能評価と安全な運動処方― 心臓リハビリとの橋渡
- SGLT2阻害薬、β遮断薬、Ca拮抗薬など循環器系の薬剤を内服中の方の運動時反応の確認
- スポーツ時の血圧反応(運動誘発性高血圧)の評価
当院には、日本スポーツ協会メディカル・コンディショニング資格認定者が在籍しておりますので、安全にスポーツに取り組みたい方はご相談ください。
2025年10月1日より日本スポーツ協会の公認スポーツドクターに認定されました。

日本スポーツ協会公認スポーツドクター
福岡県 259人
プライマリー領域:内科 27人
サブスペシャリティ:循環器 11人
(2025年10月現在)
大濠内科