佐賀県立病院好生館

ここでは、これまでに研修してきた病院で学んだことや経験したことを記しています。

3年目。九州大学循環器内科学教室へ入局し、最初に配属された病院は、『佐賀県立病院好生館』でした。

好生館は、鍋島藩が創設した大変歴史のある病院で佐賀県の高次医療を支える三次救急病院です。高度先進医療を担うための設備の整った施設で、救急部の先生を中心に救急医療で地域へ貢献していました。心筋梗塞や重症心不全などの症例も多く、心臓外科と循環器内科が協力体制を組んで治療に当たっていました。当時の館長が心臓外科、副館長が循環器内科。循環器チームは医局も同じ部屋で手術動画を見ながら症例検討をしていました。

循環器内科医として初めての勤務となるので、期待と不安を抱いてのスタートでしたが、医師として尊敬する先生方に出会い、循環器疾患の急性期治療の迫力と真価を知った後期研修となりました。

佐賀では、海の幸、山の幸と食事が美味しかったことも印象に残っています。休みの日には、武雄や嬉野の温泉や神社を巡ったのも良い思い出です。

ここでは、将来のやりたいことがたくさん見つかり、今後がますます楽しみになりました。

次は、『九州大学生体防御医学研究所』にて博士号取得を目指して研究生活です。

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