睡眠と心血管疾患リスク
Q)何時に眠りに就くのが、心臓にとって一番良いのでしょうか?
A)10-11時に入眠するのが、心血管リスクが一番低かったそうです。
European Heart Journal – Digital Health誌より英国の103 712人のデータを用いたコホート研究です。
『12時以降に寝る人(赤)は、10‐11時に寝る人(黄)より、1.24倍心血管病(CVD)を発症しやすい』という報告です。
この研究の凄い点は、リストバンド型の加速度計を着用し、眠りについたことを感知して入眠時間を同定していることです。
欧州ではデジタルヘルスによる心疾患リスク評価が活用されていることを伺うことができます。
心臓と血管を健康に保つ生活習慣について、知っていきましょう。
大濠内科