栄養の日_間食のすすめ

今回は栄養の日のテーマである間食について紹介します:電球:
栄養士会は8月1日から8月7日までを栄養週間、8月4日は栄養の日と定めています:シェフ_女性:今年のテーマは『間食の、すすめ』です

みなさんの間食はどうですか?
甘いものなどに偏ってはいないですか?
今回は手軽に食べられる間食について紹介しています:拍手::ピカピカ:
間食のとりかたや内容の工夫、手軽なレシピについて紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね:メモ:

:桜:今回のレシピ:桜:
・ヨーグルトアイス
・豆腐ドーナツ
・オートミールクレープ

オートミールクレープは先輩の栄養士さんから教えていただきました:コック:
食物繊維も摂れておいしい1品です:ディナーセット:ぜひ参考にされてみてくださいね:ぽっ:

論文紹介

せっかく体重減量に成功しても半年もすると元通りになることを経験することがあります。今回は、10kgのダイエットに成功した人の中でリバウンドしなかった食事についての論文を紹介します。

GI(Glycemic Index)は食後血糖値の上昇を示す指標です。食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計っています。今回の報告では、欧州8か国の成人を対象に800kcalの低エネルギー摂取により8%以上の体重減量(平均11.0kg)を達成した1209人を26週間追跡しています。その結果、体重再増加は、高たんぱく食では低たんぱく食よりも0.93 kg少なく、低GIでは高GIよりも0.95 kg 少ないという結果でした。

ケーキやアイスクリームのようなおやつは多くのものが高GIです。一方、今回の間食レシピで紹介したキウィ、ブルーベリー、バナナなどの果物は、GIが低から中程度の食品の一例です。体重減量後のリバウンドを防ぐため、高たんぱくかつ低GIの間食を選びましょう。

(参考文献)Diets with High or Low Protein Content and Glycemic Index for Weight-Loss Maintenance. N Engl J Med 2010; 363:2102-2113

大濠内科 管理栄養士