栄養の日_あいうえお塩分表
8月4日は栄養の日です
栄養の日ということで、食事の塩分量について考えるために、『あいうえお塩分表』を作成しました。
論文紹介
高血圧の治療においては食塩制限が重要で、日本高血圧学会では、1日6g未満を推奨しています。
ちなみに、世界保健機関(WHO)では、すべての成人の減塩目標を5gにしています。
食塩摂取量が非常に少ない地域では高血圧の人はみられず、加齢に伴う血圧上昇もほとんどないことが示されているそうです。
食塩制限は、高血圧の予防のために意義が大きいと考えられ、さらに心血管疾患の予防につながっています。食事に含まれる塩分量を見てみると、意外と含まれているのだと気づきました。
塩分量を知りながら、美味しい食生活にしてみてください
(参照論文)Global, regional and national sodium intakes in 1990 and 2010: a systematic analysis of 24 h urinary sodium excretion and dietary surveys worldwide. BMJ Open 2013;3:e003733
大濠内科 歯科医師 井上 麻乃