年末年始の食事について

こんにちは管理栄養士です:コック:
今回は年末年始の注意点についてまとめてみました:メモ:

年末年始は普段とは違った料理を食べる機会が多く、食べすぎやアルコールの飲みすぎなどに注意が必要です:ビール:
おせちや年越しそば、お雑煮などを食べる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。市販のおせちなどは食材によっては塩分が多く含まれるものもあります。
普段あまり食べないだけに食べすぎてしまいがちですがこのパンフレットをもとに食べる量も意識してみてくださいね:拍手::ピカピカ:
塩分のほかにもお正月ならではのお餅はついつい何個でも食べしまう・・・なんてことはないでしょうか:あせあせ:
茶碗1杯分(ご飯150g)と同じカロリー数は切り餅2個分、丸餅3個分に相当します:電球::照れちゃう:血糖の高い方などは少し意識されてみてくださいね:くつろぎ:
また年末年始を楽しむために前後数日間で節制を意識し減塩するなども大切になります:塩:

論文紹介

今回は、エネルギー制限の際の糖質制限と脂質制限の効果の比較についてのCell Metabolism誌の論文を紹介します。食事療法を始めるときに、糖質を減らせばよいのか?脂質を減らせばよいのか?悩むことがあります。その時には、減量の目的で考えることが大切です。

30%のエネルギー制限を糖質で減らした場合(糖質制限:RC)には、血糖上昇が抑えられるので、インスリン分泌量は下がり、体重減量効果が大きく、脂質で減らした場合(脂質制限:RF)には、脂肪量が有意に低下しました。体重減量を目的とする場合には、糖質制限を優先しますが、より大切なことは内臓脂肪の減少であることが多く、脂質制限がより重要なことが多いと考えられます。

年末年始は活動量も減少しやすい為自宅でできる体操なども重要になりますね:コック:
皆さん今年もお世話になりました:ぽっ:来年もどうぞよろしくお願いします:おじぎ_女性::肌色-2::ピカピカ:

(参照文献)Calorie for Calorie, Dietary Fat Restriction Results in More Body Fat Loss than Carbohydrate Restriction in People with Obesity Cell Metab. 2015 Sep 1;22(3):427-36.

大濠内科 管理栄養士

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